新緑の季節
アイスコーヒーで 休息する人
道端に捨てられた空き缶を 拾う人
空白の日付に 生きる理由を埋める人
時間に追われ 生きる理由を忘れる人
この街へ 訪れた人
この街を 離れる人
風に吹かれて 誰かと空飛ぶ夢描く人
風に翻るスカートの裾を 押さえながら走る人
外を 見ている人
中を 覗く人
昨日を 後悔する人
明日を 杞憂する人
外へ 出ていく人
中へ 入ってくる人
優しい季節の境界線
今日 君を見た
君を見る僕を見た
# by taso_radio | 2008-05-24 12:15 | Poetry
まるで軽い足どりのカンガルー
ああ 生きるのはこそばゆい
どんな不規則な困難にも
刻めるリズム感を持っている
姑息な手段は使わない
まっすぐ突き進むだけ
どんなに立論しても
君は飛び越えてゆく
またあの声がリフレイン
浮かび上がる涙痕
僕はずっと知っている
君の喜・怒・哀・楽・アイ・ラヴ・ユー
優雅な水飛沫のイルカ
ああ まだまだ旅の途中
カラカラ心の砂漠に
待望の雨粒が降りそそぐ
またあの声がリフレイン
遠い空に生まれる虹
僕はずっと見つめている
またあの夢がリフレイン
浮かび上がる涙痕
僕はずっと知っている
君の喜・怒・哀・楽・アイ・ラヴ・ユー
# by taso_radio | 2007-10-10 22:38 | Poetry
夏の終わりを告げるさざ波が
僕の足元を濡らしている
ずっと遠くからやって来た
ずっと近くからやって来た
無邪気な声がはじける
永遠に迷子の夢人たち
繰り返されるBGM
繰り返されるLIFE
気づかなかった伝言
遠い街からのLOVE SONG
かき分ける青い波
かき分ける人の波
放たれた矢のような
幼い頃の憧れのような
明日へと続く飛行機雲
白くまっすぐな気持ち
僕らをつなぐものは
今もきっとあるよ
二人にしか見えない線
二人しか知らない約束
あの海でまた会おう
なぜこんなに遠い約束をしたのだろう
きっと破られない自信があったんだね
季節が巡るたび
溢れてくる
涙と微笑み
あと何年と指折り数えて
夏の終わりを告げるさざ波が
僕の足元を濡らしている
今日はまだひとり
誰かの足跡が
少しずつ消えてゆく
空と海が重なる場所から生まれる
強いチカラが
僕の心に押寄せる
言葉にならないから悲しい
言葉にならないから嬉しい
夏の終わりを告げるさざ波が
秋の始まりを告げている
生きることをあきらめない
僕のBGMは繰り返されている
昔も 今も
この先も ずっと
# by taso_radio | 2007-08-27 22:06 | Poetry
こんなにやわらかい日差しが降り注ぐ日は
なんにもいらない
瞼を閉じて そっと そっと
小鳥の羽ばたきのような旋律
どこまでも心を広げてゆく
たくさんの色でもう何色か表現できなくなった
僕の地図を今日燃やそう
灰になっても同じだから
こんなにもやわらかい風が吹く日は
なにも語らない
丘に登って 寝そべって
少しくすぐったい草の匂いの中で
どこまでも夢が繋がってゆく
もうどうにでもなれと思ったことを
もう一度
もうどうしようもないと諦めたことを
もう一度
やわらかい光の手に導かれて
やわらかい風の歌に乗って
そろそろ降りようか
僕の住む街へ
僕の生きる現実へ
この気持ち忘れないうちに
遠い空で何か光った
飛行機?
UFO?
それとも僕の・・・
こんなにやわらかい風が吹く日は
# by taso_radio | 2007-05-13 13:09 | Poetry
今日、
たくさんの飛行機雲を見た
果てしない青
透き通る瞳
次々に開かれる心
とても気持ちいい空
描かれるまっすぐな白線
どんな夢も叶えられる気がした
今日、
たくさんの飛行機雲を見た
過去から未来へ
ただ、まっすぐ
# by taso_radio | 2007-02-16 21:34 | Poetry

消印は8月8日
オーガストホリデー
短い夏の国からのエアメール
見たことも触れたこともない場所だけど
行間から吹いてくる風は
懐かしい君の匂いがする
いまようやく僕は
9時間前の君に追いついた
でもその瞬間
君はもう9時間先を生きている
いつもそうだった
追いつけそうで追いつけない
君は翼を持っている
今日はどこの空を飛んでいますか?
そして
そこから僕は見えますか?
# by taso_radio | 2006-09-18 00:12 | Poetry

くだらないことばかり
考えている
暇つぶしに他人を異星人にしてみたり
自分勝手なことばかり
考えている
名前も知らない人と恋してみたり
余計なことばかり
考えている
自分じゃない自分になってみたり
そして
大事なことばかり
後回しにしている
誰も最後の日を
知らない
今日が最後の日かも・・・
カンガエテミル
やることはひとつだけ
生きていく
馬鹿げたことも
大事なことも同じくらいに
引き連れて・・・いく
# by taso_radio | 2006-09-15 22:51 | Poetry

やさしい午後
小さなテーブルに
小さなユメ
ひとつ ふたつ
木々の隙間
ターコイズブルーの空
きっと誰かが飛んでいて
きっと誰かがそれを見ている
旅は続いている
僕が初めて君を見た時
すでに君は僕を知っていた
君の記憶・・・
夕立の交差点
傘のない僕
音楽のような雨音
濁り始めた街並みを
赤い車が駆け出す
僕の幻想・・・
雨上がりの交差点
反射する心
映画のような黄昏
彩り始めた街並みを
白い自転車が駆け出す
蘇るブルーな夢たち
まだ旅の途中
ターコイズブルーの空を泳ぐ君
# by taso_radio | 2006-06-09 21:33 | Poetry

どんな言葉を並べても
その場限りさ
誰もいない
閉ざされた世界
瞳を閉じると
虚しさが容赦なく
押し寄せる
いつのまにかあてもなく
街を歩いている
大勢の人波に
流されて
心が分裂していく
僕が待っていたのは
君じゃない
魂が身体で暴れている
暗闇であらゆる術を探している
眠れない夜
偽り無き扉の在処を
何も聞こえない
午前二時の独り部屋
夢の狭間で
手を振っている
眩い姿
僕は知っている
闇を切り裂く
光を
僕を引き寄せる
あなたの強さ
# by taso_radio | 2006-05-30 00:08 | Poetry

濡れたまつげ
零れてく水晶の種
触れる指先
描かれる虹色の花
入れたてのコーヒーのような安らぎ
君は髪を束ねて夢へ駆け出す
近づいたつもりが
遠ざかっていた
三月
手帳の隅
君の文字が
いまは悲しい
どこかに隠されたメッセージ
気付かないこと
運命という言い訳
傷つけることの苦しさ
傷つけずには掴めないもの
君が選んだ道
僕が選んだ道
背中合わせでも
歩き続ければ
いつか巡り逢える
その時は
きっと
まるい星の運命という
言葉を飾ろう
# by taso_radio | 2006-03-16 21:08 | Poetry
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